取引口座の管理
トレーダは1つのプラットフォームで複数の口座を操作することができます。口座は複数のブローカーで開くことができます。使用する口座は格納されてナビゲータウィンドウに表示され、口座をホストするサーバ名によってグループに分けられます。
口座の切り替え
別の口座に切り替えるには、ナビゲータで口座をダブルクリックします。
- プラットフォームは、別の口座に切り替えた後に自動的に取引を無効にするように設定することができます。これは、口座の自動売買ロボットによる意図されなかった約定の防止に役立ちます。「口座が変更されたら自動売買を停止する」オプションを有効にします。
- セキュリティの強化のために、ハードディスク上の権限データストレージ(暗号化)の機能を無効にすることもできます。これは「スタート時の個人設定とデータを維持する」オプションを無効にすることで可能です。口座に接続するたびに手動のパスワード入力が必要になります。
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デモ口座はアイコンを持ち、ライブ口座はアイコンを持ちます。プラットフォームでは無制限の数のデモ口座を開設することができます。しかし、プラットフォームでのライブ口座開設は不可能です。ライブ口座はブローカーによってのみ開設できます。
口座管理機能は「口座」コンテクストメニューにあります。
- — デモ口座を申請します。「Insert」キーを押しても同じことができます。
- 取引口座にログイン — 選択された口座で取引サーバに接続します。口座のダブルクリック、または口座を選択して「Enter」を押しても同じことができます。
- MQL5.communityにログイン — プラットフォームの設定を開いてMQL5.community にログインしてサービスにアクセスします。
- パスワードの変更 — パスワードの変更ウィンドウを開きます。
- 削除 — 選択された口座を削除します。「Delete」キーを押しても同じことができます。
- 資金の移動 — 口座間資金移動。このコマンドは、資金の転送は取引サーバ上で許可されている場合のみに現在の口座のコンテクストメニューで使用できます。
- お気に入りに追加 — 素早くアクセスするために選択した口座をお気に入りに追加します。
- シグナルとして登録 — 選択された口座をシグナルサービスに登録されます。このコマンドにクリックすると、MQL5.communityのシグナル作成ページが開かれます。登録フォームでは選択された口座と正しいブローカーサーバが自動的に指定されています。
- バーチャルサーバを登録 — これは24時間体制でのプラットフォ—ム操作を提供するバーチャルサーバをレンタルするコマンドです。サードパーティの会社から通常のVDSまたはVPSを借りるのとは異なり、バーチャルホスティングでは取引サーバにプラットフォームからの注文を送信する際のネットワーク遅延を最小にするためにブローカーに最も近いサーバを選択することができます。
口座間資金移動 #
プラットフォームでは、同じ取引サーバ内で口座間の資金移動ができます。資金は現在接続された口座からのみ移動できます。ナビゲータウィンドウのコンテクストメニューで「資金の移動」を選びます。
ダイアログボックスで、資金を移動する先の口座を選択します。移動額は、現在の口座の預金通貨で指定されています。移動額は、現在の残高と口座の余剰証拠金を超えることはできません。
資金の移動には、両方の口座のマスターパスワードが指定される必要があります。転送元の口座でOTP認証が使用されている場合、ワンタイムパスワードが更に指定される必要があります。
資金は残高操作の形式をもって移動されます。つまり現在の口座からの引き出しと転送先口座への預金の形が取られます。資金は残高操作の形式をもって移動されます。つまり現在の口座からの引き出しと転送先口座への預金の形が取られます。
- 資金移動オプションは取引サーバ上で有効にされなければなりません。設定に応じて、資金移動が許可される口座間についていくつかの制限があります。具体的には、送金は同じ名前とメールアドレスを持つ口座のみへ許可されます。
- 資金は、同じ取引サーバ内や、同じタイプの口座間のみで転送することができます。ライブ口座間、またはデモ口座間のみの移動が可能です。
- 資金移動に使われる口座は、両方、同じ預金通貨を使用しなければいけません。
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非アクティブ口座を置き換える新しいデモ口座の自動作成 #
ユーザーが期限切れのデモ口座に接続しようとすると(サーバーが「無効な口座」エラーを返します)、プラットフォームは自動的に新しいデモ口座を開きます。口座は、同じ取引サーバー上に作成されます(ただし、ブローカーは引き続きプラットフォームからデモ口座を開くことができます)。
有効期限が切れたデモ口座は使用できなくなるためナビゲータウィンドウから削除されます。取引履歴を見ることはできず、取引サーバへの接続には使用できません(口座はブローカサーバで削除されています)。有効期限が切れたデモ口座が削除されるとプラットフォームジャーナルにcurrent demo account 'XXXX' was deleted on trade server, new demo will be allocated.(現在のデモ口座「XXXX」は取引サーバ上で削除され、新しいデモ口座が割り当てられます)というメッセージが追加されます。
したがって、プラットフォームはトレーダーが即座に取引の作業を開始できるようにし、非アクティブで不要なデータを削除する必要性がなくなります。