MetaTrader 5のヘルププラットフォーム入門上級ユーザーのためにセキュリティシステム

セキュリティシステム

取引プラットフォームのセキュリティには特別な注意が支払われています。安全な動作を提供するために下記が行われています。

  • データ暗号化
    取引プラットフォームとサーバ間のデータ交換が圧縮され、128ビットのキーに基づいて暗号化されます。
  • 拡張認証
    拡張認証モードは、不正アクセスからのアカウントの保護をさらに向上させ、サーバ上で有効にすることができます。
  • サーバ認証
    認証の際に、クライアントが自分の正当性を確認するだけでなく、取引サーバが取引プラットフォームでの認証を受けます。これは、取引サーバが、身元を偽っていないことを確認するためです。
  • 構成ファイルの保護
    別のプラットフォームの/Config フォルダからコピーされた構成ファイルを使用しての取引サーバへの接続は不可能です。サーバの接続設定や口座を保存する設定ファイルの全ては暗号化されます。
  • パスワードの保護
    フィールドに入力される全てのパスワードはハッキングプログラムを使用しての表示から保護されています。

データベースのセキュリティ

プラットフォームの全てのデータベースは、暗号化され、他のプラットフォームでの使用から保護されています。

口座の詳細は必ず安全な場所に保存して下さい。プラットフォームを別のコンピュータに移動した際、その中に格納された情報(口座、電子メール、取引履歴)は使用できません。口座を使用してのサーバ認証後、取引、メールやニュースのデータベースは復元されますが、口座の詳細はブローカーに連絡することによってのみ復元することができます。

  • 口座データベース
    プラットフォーム口座のデータベース(/Config/accounts.ini)はオペレーティングシステムとコンピューターの設定でユーザアカウントに関連づけられています。ユーザがオペレーティングシステム内の別のユーザーアカウントでプラットフォームにログインしようとしたり、プラットフォームのデータが別のコンピュータに転送されると、プラットフォームの開始時に口座データベース全体が削除されます。これに関連して、別の安全な場所での口座の詳細(ログインとパスワード)の保持が必要です。
  • 情報データベース
    メール、取引及び銘柄データベースは暗号化されています。これらは、データベースを別のプラットフォームに移動して開こうとする時に自動的に削除されます。