エキスパートアドバイザーは、算出に使われるコンピューターでの別なサービスである「エージェント」によってテストまた最適化されます。エージェントはローカルか遠隔です。
ローカルエージェントは取引プラットフォームがインストールされたコンピューターに自動的に作成されます。ローカルオブジェクトの数は、コンピュータ内のコアの数に対応しています。
遠隔エージェントはコンピューターにインストールされた専門的なサービスで、ストラテジーテスターのエキスパートアドバイザーのテストと最適化に使用されます。エージェントは数に制限なくプラットフォームに接続することができます。各エージェントが別々のプロセスで実行されるため、遠隔エージェントの使用はストラテジーの最適化を目覚ましく速めます。遠隔エージェントのストラテジーテスターへの接続過程は別セクションで説明されています。
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遠隔エージェントは、取引プラットフォームのインストールフォルダーにある特別なアプリケーション「metatester.exe」を使用して独自のサービスとしてオペレーティングシステムにインストールされます。
トラフィックやディスク容量の節約だけでなく、セキュリティ上の理由により
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サービス情報の保存のために、MetaTesterはアプリケーションが位置するディレクトリに「Tester」フォルダーを作成します。ここには下記のフォルダーとファイルが含まれます。
フォルダとファイル |
説明 |
サブフォルダ |
説明 |
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Agent-IP-address-port |
フォルダーはテスターの各エージェントに対応して作成されます。フォルダ名は、エージェントが動作しているIPアドレスとポート番号が含みます。 |
logs |
エージェントの操作ログはこのフォルダーに保存されます。 |
bases |
エージェントが使用する履歴データは、このフォルダに保存されます。 |
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Manager |
このディレクトリはMetaTesterコンポーネントログを含みます。 |
エージェントのログファイルは2日後、またはサイズが1ギガバイトを超えた場合に自動的に削除されます。 |
ローカルネットワークやインターネットを介して、お使いのコンピューターの計算力を取引プラットフォームと共有するには、遠隔エージェントをインストールします。エージェントは特別なユーティリティープログラムである MetaTesterを使ってインストール及び管理できます。MetaTesterは通常の取引プラットフォームパッケージに含まれています。metatester.exeをプラットフォームのインストールフォルダーから実行します。
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MetaTesterアプリケーションウィンドウにはタブがいくつかあります。
このタブはエージェントの使用に関したお役立ち情報を表示します。また、エージェント及び実施したテストの数とかかった時間に関する統計情報が表示されます。統計データは2つのエージェントの動作モードで使用できます。
このタブではお使いのコンピューター上のエージェントを管理できます。テストエージェントをインストールするには、下記を指定します。
エージェントをインストールするには「追加」をクリックします。エージェントはタブの最上部で指定されたIPアドレスでインストールされます。エージェントに接続するにはこのアドレスを使用します。
エージェントをインストールして管理するには、システム上での管理者権限が必要です。 |
インストールされたエージェントのリストはウィンドウの下部に表示されます。
インストールされたエージェントはコンテクストメニューコマンドで管理できます。
エージェントの実行はMetaTesterウィンドウが閉じられても停止しません。エージェントを停止するには、コンテクストメニューで適切なコマンドを実行します。 |
MQL5クラウドネットワークは、遠隔エージェントを単一のクラウドネットワークに統合するための特別なシステムです。その主な利点は次のとおりです。
このタブは分散コンピューティングであるMQL5クラウドネットワークの使用の管理を含みます:コンピューターリソースをMQL5.communityアカウントを通じて販売する。
このオプションをチェックすることにより、あなたの遠隔エージェントはMQL5クラウドネットワークを通じて提供されます。各エージェントサービスは、予め設定されたスケールによってネットワークで利用できるようになります。
エージェントは、MQL5クラウドネットワークへの接続されながらIPアドレスとパスワードを利用しての通常の遠隔接続にも使用できます。
リソースの使用に課金する場合、適切なフィールドでお使いのMQL5.communityアカウントを指定します。エージェントの使用料は、指定されたアカウントにMQL5.communityの内部ペイメントシステムから入金されます。
アカウントをお持ちでない場合は「MQL5.communityアカウントを新規登録...」をクリックして作成できます。
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このタブでは MQL5クラウドネットワークでの遠隔エージェントの使用スケジュールを設定・管理することができます。
エージェントが利用可能な時間は青、使用できない時間は明るい色で示されています。作業/非作業時間を切り替えるには、適切な四角をクリックしてください。1 日のすべての時間をマークするには、行の最後のアスタリスクをクリックしてください。
このスケジュールは通常のIPアドレスとパスワードを使用した遠隔接続の利用可能時間に影響するものではありません。 |
コマンドラインからエージェントを操作するには metatester.exe ファイルのコンソールコマンドを使用します。
コマンドラインを使用してエージェントを削除するには、以下のコマンドを実行することができます。
例として、既に停止されたエージェント「MetaTester-1」を削除するには、下記のコマンドを実行します。
sc delete "MetaTester-1"