MetaTrader 5のヘルプ価格チャート、テクニカル及びファンダメンタル分析分析オブジェクトフィボナッチツールフィボナッチアーク

フィボナッチアーク

フィボナッチアークは下記のように構造されます。初めに、2つの極点、例えば、底から天井へトレンドラインが構造されます。その後、2番目の極点を中心に、38.2、50、及び61.8パーセントのフィボナッチレベルでトレンドラインを交差する3つのアークが構造されます。

フィボナッチアークは、潜在的に支持と抵抗レベルを表すと考えられます。フィボナッチアークとフィボナッチファンは通常チャートで一緒にプロットされ、支持/抵抗レベルはそれらの交差点で決定されます。

アークは円周の一部であってその形態が常に同じなため、アークと価格曲線の交点はチャートのスケールに応じて変更することには留意すべきです。

描画

フィボナッチアークを描画するには、オブジェクトを選択し、チャートでの始点を定義し、マウスボタンを押しながら2番目の極点に向かってトレンドラインを描画します。始点からの時間軸と価格軸に沿った距離及び始点を通して1:1 スケールで引かれた水平線からの斜線を示す追加的なパラメータが、終点の近くに表示されます。

フィボナッチアーク

コントロール

トレンドラインにはマウスで移動出来る3つの点があります。1番目及び3番目の点は、線の長さと方向を変更するのに使用されます。2番目の点は、大きさと方向を変更せずにフィボナッチアークを移動するのに使用されます。

パラメータ

フィボナッチアークの構造には設定が変更出来ます。その他に、このオブジェクトには下記のパラメータがあります。

パラメータ

  • 日付/値 — トレンドラインの始点の座標(価格軸の日付/値)
  • 日付/値 — トレンドラインの終点の座標(価格軸の日付/値)
  • スケール — より小さいアークの半径のより大きな半径への比。小半径は価格軸、大半径は時間軸に沿って測られます。このパラメータはバーあたりのピップ数の比率を設定します。
  • 楕円形 — このフィールドがチェックされている場合、フィボナッチアークは同一のアークで閉じられ、楕円形が構築されます。

オブジェクトに共通なパラメータは別のセクションで説明されています。